正餐の間。Bradley テーブルとシャンデリア
Rooms — Dining

ダイニング「正餐の間」

館の中心。銀のベルが、執事を呼びます。

Queen's Butler — Definition

正餐の間とは

正餐の間とは、Bradley 社のイチイ材テーブルとマリアテレサの9灯シャンデリアを中心に、サヴォイア家オマージュの椅子とペルシャ文様の絨毯、卓上の燭台と銀のベル、蓄音機が揃う館の中心でございます。午後の紅茶も、食卓も、会議も、この間で。

Yew

英国史を支えた木、イチイ。

英国においてイチイは教会の庭に植えられる聖樹であり、樹齢千年を超える古木が今も各地に残ります。中世英国の長弓(ロングボウ)はイチイ材で作られ、アジャンクールの戦い(1415年)で仏騎士軍を破った英国長弓兵の弓がこれでございます。

Bradley 社(英国・1980年代)のこのテーブルは、二本の柱脚で天板を支えるツインペデスタル形式。ジョージ王朝期に完成した英国正餐テーブルの正統で、脚が邪魔にならず、どの席にも優雅に着席できます。全長2,286mm、天板高787mm。

Bradley のテーブルとレースのランナー
Chandelier

マリア・テレジアの名を冠する、9灯。

ガラスのアームをクリスタルのプレートで覆う「マリアテレサ様式」は、ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアの名を冠する18世紀ウィーン起源の形式。ボヘミアン・クリスタルの伝統に連なります。

天井にはアカンサス文様のプラスター・メダリオン。アカンサスは古代ギリシャのコリント式柱頭以来、欧州装飾の最も由緒ある文様でございます。

シャンデリアの下に立つ執事
ホールクロックの文字盤を整える白手袋の手
Light and sound

9灯の光と蓄音機の音が、長い卓の時間を包みます

9灯と卓上正餐の間の灯りとは、テーブルの長さと人の表情を一つの場面へ結ぶ光でございます。
蓄音機の音蓄音機の音をお望みのときは、執事へお申し付けくださいませ。執事が扱い、針を落とすまでの静けさから音楽の時間が始まります。
昼と夜の表情昼はイチイ材の木目、ワインレッドの椅子、ペルシャ文様の絨毯を見比べ、灯りが深まる時間にはクリスタルと銀器の反射へ目を向けてくださいませ。
執事が保つ距離ご主人さまが何をご覧になっているかを執事が確かめ、必要な説明だけを添えます。
衣装部屋で帽子掛けのシルクハットを手にする執事
Butler's view

執事は、椅子を引く前に卓上と足元を見ています

着席の前正餐の間でのお仕えとは、長いテーブルの美しさと、ご主人さまが自然に腰掛けられる動きを両立させることでございます。
人数に合わせた席お一人の日は、全長2,286mmの天板に余白を残し、調度を眺めやすい席を整えます。お二人なら、向かい合う席と隣り合う席で会話の距離が変わります。
紅茶と持ち込み午後の紅茶では、執事がポット、カップ、銀器を扱う手元も景色になります。食事の提供はいたしませんが、飲食物のお持ち込みも可能でございます。
銀のベル席を立たれるとき、執事は椅子の後方へ回り、通路とお召し物へ目を配ります。銀のベルが鳴る前から必要を察することを心がけながら、呼び鈴はご遠慮なくお使いいただける位置に置きます。
At the table

観音扉が開いてから、席を立つまでの流れ

正餐の間。イチイ材のテーブルと椅子、シャンデリア

観音扉が開く

執事が正餐の間との境界に立つ両開き扉を開き、テーブルと9灯の光へご案内いたします。

席を選ぶ

人数、会話、撮影のご希望を伺い、長い天板のどこへ座るかを整えます。

椅子を引く

執事が背へ手を添え、お召し物と絨毯に目を配りながら着席をお手伝いいたします。

卓上を整える

紅茶、銀器、持ち込まれた飲食物など、その日の過ごし方に必要なものを安全に置きます。

銀のベルを置く

手の届く位置へ呼び鈴を置き、執事は会話を妨げない場所に控えます。

正餐の間でおできになること

  • 午後の紅茶を囲み、執事の給仕の所作を見ること
  • 銀器と磁器を実際に手に取り、その重みや文様を確かめること
  • 飲食物を持ち込み、長いテーブルを囲むこと
  • お一人から最大6名さまで、会話や会議に使うこと
  • 調度を背景に、執事の案内のもとで撮影すること

執事へお任せいただくこと

  • お食事の提供
  • 銀器や磁器を執事の案内なく移動すること
  • 燭台や蓄音機を執事の案内なく扱うこと
  • 館を無人で利用すること
Q正餐の間は何名まで使えますか?
A

最大6名さまでございます。お一人から複数名まで、会話と移動を妨げないよう執事が椅子の間隔を整えます。

Q食事は用意されますか?
A

お食事の提供はいたしません。飲食物のお持ち込みも可能でございますので、必要なものをご用意くださいませ。

Q銀器や磁器に触れられますか?
A

実際に手に取り、執事が扱う所作を間近でご覧いただけます。品ごとの扱いは執事がご案内いたします。

Q銀のベルは鳴らしてよいですか?
A

どうぞご遠慮なくお鳴らしくださいませ。執事は会話を妨げない距離に控え、音を受けてお側へ伺います。

Q服装に決まりはありますか?
A

特別な装いをご用意いただく必要はございません。長い椅子や絨毯の上で無理なく動ける、その日の目的に合うお召し物でお越しくださいませ。

Q女性の執事も給仕しますか?
A

執事は男性・女性ともに在籍しております。ご希望がございましたら、ご予約時にお申し付けくださいませ。

Queen's Butler のマーク(G04 筆の環)
Reservation

銀のベルを、卓に。

ご用件をお知らせくださいませ。執事がご案内いたします。