
モーニングコート一式
前を留めるボタンは、一つ。
モーニングコート一式とは
モーニングコート一式とは、執事の昼の礼装でございます。黒のモーニングコート(前を留めるボタンは一つ)、灰色のベスト、縞のズボン、ウイングカラーのシャツ、タイ、白手袋、黒の革靴。執事見習い体験では、この一式を館でご用意し、執事が着付けを補佐いたします。
モーニングコート一式は何のために着るのですか?
モーニングコート一式とは、コートだけを指すのではなく、ベスト、シャツ、タイ、ズボン、白手袋、靴までを揃えた礼装でございます。執事見習い体験では、各品を順に身につけ、執事が襟、肩、前ボタン、袖口、裾、足元を確かめてから所作へ進みます。
一式を着る意味は、写真のために形を整えることだけではございません。後ろへ伸びる裾を乱さずに歩くこと、白手袋で銀器を静かに扱うこと、ベストとタイの中心を保ったままお辞儀をすることなど、衣装が動きへの意識を促します。
初めて袖を通す方は、肩や腕を固めやすいものでございます。執事は正面だけでなく背面も見て、呼吸を妨げず、所作へ移れる収まりを整えます。鏡の前では衣装そのものより、衣装を着たご主人さまが落ち着いて立てているかをともに確認いたします。
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一式の各品はどの所作を支えますか?
| モーニングコート | 黒のコートで、前を留めるボタンは一つでございます。執事が襟、肩、袖、後ろへ伸びる裾を整えます。 |
|---|---|
| ベスト | コートの内側に重ね、正面の線を整えます。着た後にシャツやタイとの位置を確認します。 |
| シャツ | 襟元と袖口を端正に見せ、タイとコートをつなぐ白い線を作ります。 |
| タイ | 襟元の中心を定めます。曲がりや緩みがないかを執事が正面から確かめます。 |
| ズボン | コートの裾と足元の動きをつなぎます。立った時と歩いた時の収まりを確認します。 |
| 白手袋 | 銀器を扱う指先を覆い、手元の所作をはっきり見せます。最後に左右の収まりを整えます。 |
着こなしで最初に見る場所はどこですか?

前を留める一つのボタン
モーニングコートの前は一つのボタンを留めます。留めた後に左右の前身頃を引っ張らず、胸元から裾へ自然に落ちる線を執事と確かめます。
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襟とタイの中心
襟とタイは顔に近く、わずかなずれも全身の印象へつながります。鏡だけで判断せず、執事が正面と横から収まりを確認いたします。
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白手袋の指先
白手袋は最後に着け、指先と手首まで整えます。銀器を持つ時は強く握り込まず、品を支える指と添える指を意識します。
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肩から裾までの後ろ姿
ご自身では見えにくい肩、背中、裾は執事が確認します。お辞儀の前後や歩いた後にも乱れを確かめ、必要な時に静かに整えます。
詳しく見るモーニングコートはどの順で着ますか?

シャツを整える
白いシャツを着て、襟と袖口を整えます。首元や腕を動かした時に苦しくないかを確かめてくださいませ。
ズボンと足元を合わせる
ズボンを身につけ、立った時の丈と腰回りを確認します。衣装を踏まないよう、足元を安定させます。
タイを結ぶ
襟の中心へタイを合わせます。執事が正面から位置を見て、襟との間に不自然な隙間がないよう整えます。
ベストを重ねる
シャツとタイの上へベストを重ねます。正面の線が曲がっていないか、胴回りが動きを妨げないかを確かめます。
コートの袖を通す
片側ずつ袖を通し、肩を収めます。前は一つのボタンを留め、執事が襟から後ろの裾まで確認します。
立つ時と動く時で、どこを確認しますか?

| 場面 | 衣装で見る場所 | 執事が確認すること |
|---|---|---|
| 鏡の前で立つ | 襟、タイ、前ボタン、ベスト | 左右の線と中心が揃い、肩へ力が入りすぎていないかを見ます。 |
| 館内を歩く | 後ろの裾、ズボン、靴 | 裾を乱さず、足元を急がせずに歩けるかを見ます。 |
| お辞儀をする | 襟、背中、裾 | 背中の線を保ち、起き上がった後に衣装が大きく乱れていないかを見ます。 |
| 銀器を扱う | 白手袋、袖口 | 指先で強く握り込まず、袖口を品へ近づけすぎていないかを見ます。 |
| 記念撮影 | 全身と手元 | 礼装の線と体験した所作が一枚で伝わるよう、立つ位置を整えます。 |
| 動作の区切り | 足元、指先、視線 | 衣装を美しく見せるには、細かな箇所を絶えず触らず、動作の始まりと終わりを明確にします。歩き終えたら足を揃え、品を置いたら指先を戻し、お辞儀を終えたら相手へ視線を返します。 |
衣装を気にして動きを小さくしすぎる必要はございません。執事のお声掛けに合わせ、まず足元、次に背中、最後に手元を整えると落ち着いて動けます。
着た後に姿勢をどう整えればよいですか?
衣装を着た後の姿勢とは、胸を張り続ける形ではなく、足元から頭までを無理なく積み上げ、次の動きへ移れる立ち方でございます。靴で足元を安定させ、膝を固めず、肩を下ろし、顎を上げすぎない順で執事と確かめます。
前ボタンや襟を何度も自分で触ると、かえって正面の線が乱れることがございます。気になる箇所は執事へお申し付けくださいませ。執事はご主人さまの正面へ不用意に手を伸ばさず、お声掛けをしてから必要な箇所を整えます。
立つ、歩く、お辞儀をする、銀器を扱うという動きのたびに、一式の見え方は変わります。体験では完璧な形を一度作って終えるのではなく、動いた後に静かに戻すところまでを執事の所作としてお伝えいたします。衣装の心配を抱え続けず、目の前の相手と品へ意識を向けてくださいませ。
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Q一式には何が含まれますか?
コート、ベスト、シャツ、タイ、ズボン、白手袋、靴を館でご用意いたします。執事が着る順序をご案内し、全身の収まりを確認します。身支度の後は、衣装を着たまま立ち方や歩き方へ進みます。
Q前のボタンはいくつ留めますか?
モーニングコートの前を留めるボタンは一つでございます。執事が位置を確認し、左右の前身頃と裾の線を整えます。動いた後に気になる時は、ご自身で引っ張らず執事へお声掛けくださいませ。
Q女性も同じ一式を着られますか?
はい、女性は身長150〜160cm前後を目安にご用意しております。上記以外も、身長、体型、普段のお召し物、靴のサイズを添えてご相談くださいませ。男女の執事が在籍し、担当が丁寧に付き添います。
Q白手袋はいつ着けますか?
一式と靴を整えた後、所作へ進む前に着けます。指先まで収まりを確かめ、銀器を持つ時は握り込まず静かに支えます。ねじれや余りを感じた時は、品を持つ前に整えます。
Q自分で着られなくても大丈夫ですか?
はい、執事が順序をお伝えし、襟、肩、前ボタン、袖口、裾を確認いたします。急がず、一つずつお声掛けに合わせてくださいませ。分からない箇所は、その場で執事へお尋ねいただけます。
Q衣装のサイズはいつ伝えますか?
ご予約前に、身長、体型、普段のお召し物のサイズ、靴のサイズをお知らせくださいませ。衣装のサイズと種類には限りがございます。2名以上の場合は、一人ずつ情報を分けてお送りください。
衣装について
- サイズと種類に限りがございます。ご予約の前に、身長とお召し物のサイズをお知らせくださいませ
- 上記以外のサイズもご相談くださいませ





