
午後の紅茶
どうぞ、お手をお付けになる前に、ひと呼吸。
午後の紅茶とは
午後の紅茶とは、執事が茶を淹れ、三段のスタンドをお運びする執事サロンの時間でございます。銀のティーサービスと磁器を扱う所作を間近にご覧いただき、順序もスコーンの割り方もその場でそっとお伝えいたしますので、お手をお付けになる前にひと呼吸お置きくださいませ。ご利用は女性のお客さまのみ。
紅茶は、磁器と銀器を扱う五つの所作から始まります

過ごす部屋をお選びいただきます
Queen's Butlerでの午後の紅茶は、過ごす部屋を選ぶところから始まります。執事は正餐の間、暖炉の間、寝室の灯りと席を整えます。
飾り棚の磁器と執事の所作を眺めます
飾り棚には、絵柄や金彩の異なる磁器が並びます。執事が磁器を両手で扱い、金彩や絵柄がよく見える向きへ整える手元をご覧いただけます。
飲食物のお持ち込みは、事前にお知らせください
焼き菓子や飲み物などをお持ちになる場合は、ご予約時に内容をお知らせくださいませ。館から食事はお出しいたしません。
執事が茶を淹れます
ポットとカップを整え、ご主人さまのお手元へ静かに注ぎます。
ひと呼吸置いてから始めます
三段のスタンドが置かれても、急いで手を伸ばす必要はございません。
三段スタンドとは、午後の時間を一つの景色に整える器です
Queen's Butlerの三段スタンドとは、午後の紅茶の食卓へ高さと奥行きを生み、一つの景色を作る器でございます。執事が両手で運び、ご主人さまの視線と会話を遮らない位置へ静かに置きます。
順序も、スコーンの割り方も、その場でそっとお伝えいたします。手順を覚えているかを確かめる時間ではございません。迷われた瞬間に執事が目配せし、必要であれば短い言葉を添えます。
お一人なら一つずつゆっくり、お二人なら取り分ける間も会話の一部に、最大6名さまなら全員のお手元が届くよう席と器を整えます。執事は皿が空く速さではなく、ご主人さまが次に手を伸ばしたくなる間を拝見しています。
銀器と磁器を見る
紅茶を過ごす場所で、執事が整える光と距離が変わります
銀器と磁器は、飾るだけでなく執事が実際に扱います

| 調度 | 銀器と磁器の来歴 | 午後の紅茶での役目 |
|---|---|---|
| 銀のティーサービス | F.B. Rogersのヴィクトリアン様式、トレイを含む5点 | ポット、シュガー、クリーマーをトレイへ整え、執事が扱います。運ぶ前に持ち手と置く向きを確かめ、食卓へ音を響かせずに収めます。注ぎ終えた後も会話と手元を遮らない位置へ戻します |
| Royal Albert ヘアルーム | 英国製のカップとソーサー6客 | 絵柄を正面へ向け、ご主人さまの前へ置きます |
| WEDGWOOD フロレンティーン ターコイズ | グリフィン文様のポット、シュガー、クリーマー、カップとソーサー | ターコイズの絵柄と金彩を、食卓の差し色として整えます。グリフィン文様がご主人さまの正面へ見える向きを執事が確かめます |
| Bernardaud ヴォルビリス | リモージュの花文様と金彩縁の磁器 | 花文様と金彩縁がよく見える向きへ置き、執事が扱う所作をご覧いただけます |
| 三段スタンドと小物 | ティーストレーナーやシュガーポットを含む午後の紅茶の道具 | 白手袋の執事が運び、手元で使う所作をご覧いただけます |
午後の紅茶の調度とは、来歴を読むだけの蒐集ではなく、執事が扱う手元を間近でご覧いただけるものでございます。磁器の種類は当日の支度に合わせて執事が整えます。

人数と目的に合わせ、席・器・執事の距離を選びます
| お一人で | カップの絵柄を眺め、茶を淹れる音まで静かに味わえます。執事との会話を続けるか、控えの間へ下がってもらうかも、その場でお選びください。 |
|---|---|
| お二人で | 向かい合う食卓か、並んで座る暖炉前かを選べます。執事はお二人の会話を遮らず、カップとスタンドの手元だけを整えます。 |
| 三〜六名で | 全員がスタンドへ手を伸ばしやすい席を作り、カップとソーサーを一人ずつ整えます。写真を残す場合は、器と薔薇が見える位置へ執事がご案内します。 |
| お祝いの日に | お持ち込みの飲食物や撮影したい小物は、予約時に内容をお知らせください。館から食事はお出しいたしません。 |
| 深夜のご滞在で | 夜は灯りを抑えた一杯を、朝はカーテンを開ける音とともに一杯をお持ちします。いずれも1名さま限定の時間に合わせた支度です。 |
館が整えるもの
- 執事が茶を淹れ、カップへ注ぎ、おかわりと片付けまで承ります
- 銀のティーサービス、磁器、三段スタンドを、人数と部屋に合わせて整えます
- 順序やスコーンの割り方は、迷われた場面で執事がそっとお伝えします
- 正餐の間、暖炉の間、寝台のそばから、過ごしたい場所をお選びいただけます
- 記念撮影では、三段スタンド、磁器、薔薇が一つの景色になる位置を執事が整えます
ご主人さまにお願いすること
- 館から食事はお出しいたしません。飲食物のお持ち込みは可能でございます
- 持ち込む飲食物の原材料と安全は、ご自身で確認し、内容はご予約時にお知らせくださいませ
- 銀器や磁器の移動は執事が承りますので、ご自身で飾り棚から取り出すことはお控えください
執事は、紅茶の温度だけでなく会話の間を見ています
紅茶の給仕とは、注いで終わる所作ではなく、ご主人さまがカップへ手を伸ばすまでの時間を整えることでございます。執事はポットを持つ前に食卓の余白を確かめ、注いだ後はカップの取っ手が自然に手へ届く向きへ置きます。
三段スタンドに手を伸ばす方、まず香りを確かめる方、写真を残してから始める方では、声をかける時が異なります。執事は決まった進行を押しつけず、お手元と視線から次の支度を判断いたします。
Queen's Butlerの運営は一般社団法人 全日本執事協会でございます。館に務める執事は、銀器と磁器の来歴だけでなく、傷つけず美しく扱う所作を守ります。白手袋の手元、音を立てない置き方、控えの間へ下がる足取りまで、紅茶とともにお楽しみくださいませ。
執事のおもてなしを見る
Qお菓子やケーキは館で用意されますか?
Queen's Butlerの館から食事はお出しいたしません。お好みのものをお持ち込みいただけます。お持ちになる内容は、ご予約時にお知らせくださいませ。
Q作法を知らなくても大丈夫ですか?
はい、事前に覚えることはございません。順序やスコーンの割り方に迷われた場面で、執事が目配せや短い言葉でそっとお伝えいたします。
Q館の磁器は見られますか?
はい。飾り棚に並ぶ磁器の絵柄や金彩をご覧いただけます。取り出しと扱いは執事にお任せいただき、白手袋の所作もあわせてお楽しみくださいませ。
Q一人でも午後の紅茶を楽しめますか?
はい、お一人でゆっくりお過ごしいただけます。執事との会話を楽しむことも、カップを置いた後は控えの間へ下がってもらうこともできます。
Q友人と何人まで一緒に利用できますか?
最大6名さままでご一緒いただけます。人数に合わせて食卓、カップ、三段スタンドの位置を整えますので、ご予約時に人数をお知らせくださいませ。
Q飲食物は持ち込めますか?
はい、飲食物のお持ち込みも可能でございます。館から食事はお出しいたしません。食物アレルギーがある場合は、ご自身で安全を確認したものをお持ちくださいませ。
飲食物のお持ち込みについて
- 飲食物のお持ち込みも可能でございます







