
古城の一室
英国マナーハウス × フレンチロココ
古城の一室とは
古城の一室とは、80.11平方メートル、天井高3メートルの館に、英国マナーハウスの重厚さとフレンチロココの優美さを重ねた執事サロンの設計思想でございます。11のゾーンを一続きの場面として結び、時代も産地も異なる調度を重ねることで、代々受け継がれた館のような「積層された時間」を表しております。
部屋ごとに、英国の重厚さとフランスの優美さが表情を変えます

書斎は、英国の重厚さを静けさで見せます
革張り天板のツインペデスタルデスク、黒本革のキャプテンチェア、真鍮の灯り、革装丁の洋書。執事が照明を整えると、読むことと書くことに意識が向く場面になります。
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正餐の間は、館の表となる場面です
英国製のイチイ材テーブル、18世紀ウィーン起源の様式を持つ9灯シャンデリア、ワインレッドの椅子。執事が観音扉を開くと、縦に伸びる食卓が現れます。
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暖炉の間は、ヴィクトリアン・サロンの余韻を映します
ゴールドダマスクの壁、ワインレッドのカーテンとソファ、1920年代フランスの6灯シャンデリア。暖炉の炎を残して照明を落とすと、昼とは異なる奥行きが生まれます。
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寝室は、19世紀フランスの曲線で包みます
花籠を意味するコルベイユ形式の寝台、黒シルクダマスク、キャピトネ、バーガンディとゴールドのリネン。執事が灯りを絞り、寝台でのご休憩を整えます。
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ワードローブは、執事の装いと英国家具を重ねます
17世紀後半の英国で流行した螺旋装飾を持つ書棚、革張りの椅子、モーニングコートや燕尾服。衣装を仕舞い込まず、館の物語として見せます。
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回廊は、部屋と部屋の時間をつなぎます
振り子式のホールクロック、甲冑、蓄音機、銀器と磁器を収める曲面ガラスのキャビネット、フレンチオークの大扉。歩くたびに次の場面の気配が近づきます。
詳しく見る揃いすぎない調度が、代々受け継がれた時間をつくります
積層された時間とは、一つの年代や国で統一せず、暮らしの中で買い足され、贈られ、受け継がれたように調度を重ねる考え方でございます。19世紀フランスの寝台、英国のイチイ材の食卓、18世紀ウィーン起源の様式を持つシャンデリア、日本の磁器が、一つの館で向き合います。
新しいものと古いものを年代順に並べるのではなく、使う場面で結びます。執事が銀器を食卓へ運び、書斎の灯りをつけ、寝室のリネンを整えることで、調度は展示物ではなく館の日常になります。
運営は一般社団法人 全日本執事協会でございます。男性の執事も女性の執事も、調度を傷つけない扱いと、ご主人さまが近くで意匠を見られる距離の両方を考えます。由来を知りたい時はお伝えし、静かに眺めたい時は説明を控えます。

窓のない館では、照明の組み合わせが調度の色と陰影を変えます
館の照明とは、窓からの光に頼らず、シャンデリア、燭台、書斎灯、暖炉を組み合わせて場面をつくる仕掛けでございます。全体を明るく整えると銀器、磁器のコバルトブルーと本金彩、木目の輪郭が見え、灯りを絞ると暖炉の炎、ワインレッドの布地、ゴールドの装飾に深い陰影が生まれます。
彫刻、木目、金彩の細部を写真に残したい時は輪郭が見える明るさへ、暖炉の前で静かに座りたい時はシャンデリアを落として手元と炎を残す設定へ整えます。同じ部屋でも、見る対象に合わせて光源を選ぶと、金属の反射と布地の奥行きが変わります。
執事は調度そのものを動かすのではなく、カーテンの見え方、シャンデリア、書斎灯、暖炉の明るさを場面に合わせて扱います。最初に座る部屋と灯りの順序が変われば、扉を開いた時に目へ入る色も変わります。見たい意匠や残したい写真を伺い、必要な灯りから順に整えます。

コバルトブルー・ゴールド・ワインレッド・シルバーが視線を導きます

| 色 | 館で見える場所 | 役割 |
|---|---|---|
| コバルトブルー | 磁器の青と本金彩 | 赤と金を基調とする館に、澄んだ対比を加える |
| ゴールド | シャンデリア、額縁、燭台、真鍮の取っ手、寝室のリネン | 光を受け、扉や絵画、食卓へ視線を導く |
| ワインレッド | 正餐の椅子、暖炉の間のカーテンとソファ、薔薇、寝室のリネン | 館の温度と奥行きをつなぐ |
| シルバー | 銀のカトラリー、ティーサービス、銀のベル | 執事の白手袋と所作を際立たせる |
| 黒(補助色) | 書斎の本革椅子、寝台のシルクダマスク、額縁の陰影 | 主要4色と明るい金属を引き締める |
| 色の重なり | 木の濃さ、金属の反射、布地の赤、磁器の青 | 揃いすぎない調度を雑然と見せず、扉からの輪郭と座った時の視線で結ぶ。執事が椅子と灯りを整え、互いが引き立つ場所へ案内する |
扉が開いてから灯りが落ちるまで、視線は五つの場面を進みます

甲冑の前で日常を離れる
Queen's Butlerの入口に立つ甲冑とは、外の日常と館の物語を分ける境界でございます。
書斎で木と革の静けさに触れる
革張り天板の机、黒本革の椅子、真鍮の灯りが視線を低く集めます。執事は机上を整え、読書や手紙を書く時間を妨げない明るさへ照明を合わせます。
観音扉から正餐の間へ進む
高さ約2,480ミリメートルのフレンチオークの両開き扉が開くと、全長2,286ミリメートルのイチイ材の食卓と9灯シャンデリアが正面に現れます。
暖炉の間で赤と金に包まれる
ワインレッドのソファとカーテン、ゴールドダマスクの壁、マントルピースの電気式の炎。
寝室でフランスの曲線を見る
19世紀フランスのコルベイユ寝台は、頭側と足元が高く湾曲し、花籠のような輪郭を描きます。

面積・高さ・年代を確かめると、11の場面の尺度が分かります
| 館全体 | 80.11平方メートル、天井高3メートル。エントランス、キッチン、サニタリー、ワードローブ、書斎、左壁面、正餐の間、仕切り壁面、右壁面、暖炉の間、寝室から成る全11ゾーン。 |
|---|---|
| 正餐の間 | 英国製イチイ材テーブルは全長2,286ミリメートル。9灯シャンデリアとワインレッドの椅子を配置 |
| 書斎 | Queen's Butlerの書斎には、革張り天板のツインペデスタルデスク、黒本革のキャプテンチェア、天井の3灯クリスタルシャンデリアと床置きのブロンズ照明がございます |
| 暖炉の間 | 幅1,150×高さ1,019ミリメートルのマントルピース、1920年代フランスの6灯シャンデリア |
| 寝室 | 19世紀フランスのコルベイユ寝台。黒シルクダマスク、キャピトネ、バーガンディ×ゴールドのリネン |
| 観音扉 | 高さ約2,480ミリメートルのフレンチオーク製両開き大扉 |
執事の案内でおできになること
- 執事が扉を開き、部屋から部屋へ移る順序をその日の希望に合わせること
- 椅子へ掛ける、書斎で本を開く、暖炉の前で紅茶を囲むなど、調度を場面の中で使うこと
- Queen's Butlerの銀器や磁器を近くで見て、由来や意匠を執事へ尋ねること
- 正餐の間、書斎、暖炉の間、寝室で背景を変えながら写真を残すこと
- お一人、お二人、最大6名さままで、人数に合わせて椅子と動線を整えること
お控えいただきたいこと
- 執事の案内なく調度を移動すること
- 館を無人で利用すること、また鍵を受け取ること
- 調度の上へ傷や熱の原因となる品を直接置くこと
Q英国様式とフレンチロココが一緒にあるのはなぜですか?
代々の暮らしの中で異なる時代や産地の品が加わった館を表すためでございます。書斎の重厚さと寝室の曲線をつなぐことで、揃いすぎない積層された時間をつくります。
Qアンティークには実際に触れられますか?
執事のご案内のもとで、椅子、食卓、銀器や磁器を場面に合わせてお使いいただけます。扱いに注意が必要な品は、執事が持ち方や置き方をそっとお伝えいたします。
Q11のゾーンをすべて見られますか?
ご予約の時間と過ごし方に合わせて館内をご案内いたします。まず全体を見てから過ごす部屋を選ぶことも、扉から順に場面を味わうこともできます。
Q館内で写真を撮れますか?
Queen's Butlerの館内で撮影いただけます。正餐の間、書斎、暖炉の間、寝室では背景の印象が大きく変わります。執事が写る場合は本人の許諾をお確かめくださいませ。
Q一人と6名では、館の見え方が変わりますか?
お一人なら椅子や灯りの細部へ目を向けやすく、複数名なら食卓やシアターを囲む場面が生まれます。最大6名さままで、執事が人数に合わせて椅子と動線を整えます。
Q雨の日でも館の雰囲気を楽しめますか?
館内の場面は天候を問わずお楽しみいただけます。雨具は執事がお預かりし、暖炉、書斎、正餐の間を行き来しながら外の時間から離れてお過ごしくださいませ。館外の予定は読書やシアターなどへ組み替えられます。




