白手袋の執事がご主人さまへティーカップを差し出す場面
The Salon — Guide

執事サロンの作法 Q&A

呼び方、ベル、紅茶。迷いは執事にお預けくださいませ。

Queen's Butler — Definition

執事サロンの作法とは

執事サロンの作法とは、館でご主人さまと執事が互いに心地よく過ごすための目安でございます。決まりを暗記してからお越しになる必要はございません。呼び方や銀のベル、紅茶の受け取り方に迷われたときは、執事がその場の空気を崩さず、そっとお伝えいたします。 ご利用は女性のお客さまのみ。

I初めてでも作法を覚えてから行く必要はありますか

作法を覚えてからお越しになる必要はございません。Queen's Butlerを運営する一般社団法人 Queen's Butlerの執事が扉を開き、お荷物を預かり、椅子を引き、紅茶を整えますので、ご主人さまは差し出された時間をそのままお受け取りくださいませ。

館の作法とは、ご主人さまを試すための規則ではなく、執事が先回りして迷いを減らすための心づかいでございます。初めての方が扉の前で立ち止まれば、執事は歩みを急かさず、次に向かう場所を一言でお伝えします。服装や紅茶の知識によって扱いが変わることもございません。

ご来館の時刻が近づくと、執事は観音扉の内側で足音を待ちます。一礼を受けた後は、上着や傘をそのままお預けくださいませ。館の主としてお過ごしいただく間、細かな順序は執事が守ります。ご主人さまにお願いするのは、ご希望を遠慮なくお知らせいただくことだけでございます。

「卓上の銀のベルを、どうぞご遠慮なくお鳴らしくださいませ。」

II執事は何と呼べばよいですか

「執事」とお呼びくださいませ。お名前で呼びたい方には、執事がご挨拶の際に名乗ります。「すみません」「少しよろしいですか」と声をかけていただいても、ご無礼には当たりません。呼び方よりも、ご用を抱えたまま我慢なさらないことを大切にしております。

呼び方とは、ご主人さまと執事の間合いを整える合図でございます。初対面では役目で呼び、会話を重ねてお名前で呼ぶようになる方もいらっしゃいます。バディをお持ちの会員の方は、お名前で呼ばれることが多くなりますが、その関係を初回から真似る必要はございません。

複数の執事がいる場面では、視線を向けた執事が承ります。男性の執事も女性の執事も在籍し、装いと役目は同じでございます。性別や年代の希望がある場合はご予約時にお知らせいただけますが、呼称を性別で分ける必要はございません。

III銀のベルはいつ、何回鳴らせばよいですか

執事が控えの間へ下がっているとき、ご用があれば一度だけお鳴らしくださいませ。紅茶のおかわり、膝掛け、本、灯りの調整、お手洗いの場所、話し相手など、ご用の大小は問いません。執事がすでにお側にいるときは、声または視線でお呼びいただけます。

銀のベルとは、ご主人さまが大きな声を出さずに執事へ意思を届けるための呼び鈴でございます。ダイニングの卓上に置かれ、その音が届けば執事は控えの間から参ります。続けて何度も鳴らす必要はなく、音が小さかったかと心配なさらなくても結構でございます。

読書に集中したいときは、執事に「しばらく控えていて」とお申し付けくださいませ。再び紅茶が欲しくなったときにベルを一度。反対に、会話を続けたいときはそのままお側に控えます。ベルは距離を作るためにも、距離を戻すためにも使える合図でございます。

正餐の間の卓上で紅茶を整える白手袋の執事

呼ぶほどのことではない、はございません

一杯のおかわりも、灯りを少し落とすことも、執事にとって大切なご用でございます。

IV紅茶はどのように受け取ればよいですか

執事が卓上へカップを置く場面では、手を伸ばさず、そのままお待ちくださいませ。手渡しになる場面では両手でも片手でも差し支えなく、執事が動きに合わせます。カップやソーサーを扱う順序に迷われても、必要な一言だけをその場でお伝えいたします。

Queen's Butlerで紅茶を受け取る時間とは、正解を示す場ではなく、執事の給仕とご主人さまのくつろぎが重なる場面でございます。白手袋の手がカップから離れてから、香りを確かめるようにひと呼吸。

濃さ、温度、香りの好みは遠慮なくお知らせくださいませ。執事は最初の一杯の様子を見て、次の一杯を整えます。苦手なものがある場合は事前にお知らせいただければ確認いたします。食事の提供はしておりませんが、飲食物のお持ち込みも可能でございます。

ご主人さまが執事からティーカップを受け取る手元

手元に合わせるのは執事の役目

作法を先に披露していただくのではなく、執事がご主人さまの動きに合わせてお渡しいたします。

Vお礼や会話はどのくらい必要ですか

お礼は、伝えたいときにお言葉をいただければ十分でございます。給仕のたびに言わなければ失礼、ということはございません。会話も同じで、話したい日は執事が話し相手になり、静かに過ごしたい日は必要な気配だけを残して控えます。

執事との会話とは、ご主人さまの時間を豊かにするための選択肢でございます。詩や本、レコード、館の調度について話すことも、今日あったことを少しだけ話すこともできます。一方で、暖炉の間でページをめくる音だけを聞く時間も、執事は大切に守ります。

執事に腰掛けて話すようお申し付けになる場合は、「掛けなさい」と一言いただければ承ります。お側に立つ、少し離れて控える、向かいに掛ける。その距離はご希望と場面に合わせます。執事の業務の範疇を超えるご要望や、執事の尊厳を損なうご要望は、丁重にお断り申し上げます。

VI服装や持ち物に決まりはありますか

服装に決まりはございません。普段のお召し物でも、館の雰囲気に合わせた装いでも、その日のご予定に合うものをお選びくださいませ。お荷物や上着、雨の日の傘は入口で執事がお預かりし、必要になったものはすぐお返しいたします。

雨の日の作法とは、濡れた傘や上着をご主人さまが館内へ持ち歩かずに済むよう、執事へ預けることでございます。裾や袖が濡れていれば、落ち着いて整える時間を設けます。到着が遅れそうな場合はご連絡をいただき、足元を急がずお越しくださいませ。

館で読みたい本、手紙を書くための便箋、撮影したい小物、召し上がりたいものや飲み物はお持ち込みいただけます。初めての方は手ぶらでも差し支えございません。必要なものを迷われる場合は、予約フォームの備考で過ごし方をお知らせくださいませ。

VII写真を頼むときに気をつけることはありますか

Queen's Butlerのどの場面でも、記念のお写真を執事が承ります。ご自身の端末をお渡しいただき、撮りたい場所や縦横の希望をお知らせくださいませ。正餐の間、書斎、暖炉の間、回廊など、光と背景を見て執事が立ち位置をご案内いたします。

写真の作法とは、写る方の意思と館の時間を大切にすることでございます。撮らずに記憶へ残したい日も、何枚か丁寧に残したい日もございます。執事は撮影を急かさず、ご希望がなければ端末へ触れることもいたしません。

執事と一緒に写りたい場合は、その執事の許諾を確かめてから承ります。本格的な撮影を希望される場合は、館の調度と執事の案内を活用できる撮影スタジオのご相談も可能でございます。ご利用目的を予約時にお知らせいただくと、当日の導線を整えやすくなります。

VIII遅刻や早い退館はどのように伝えればよいですか

遅れることが分かった時点で、ご連絡くださいませ。終了時刻への影響を執事が確認し、到着後に慌てず座れるよう最初の流れを整え直します。早くお帰りになりたい場合は、その場でお申し付けいただければ、上着とお荷物をお返ししてお見送りいたします。

時間の作法とは、分単位で急かすことではなく、ご予約の枠を互いに守ることでございます。ご退館の少し前には執事がお声がけし、読みかけの本や持ち物を整えます。体調や天候によって予定を変えたいときは、我慢せず早めにお知らせくださいませ。

料金や変更の扱いは、ご利用時間とお申し出の時点によって異なります。確定した条件は料金ページとキャンセルポリシーをご覧いただき、不明点は予約前にお問い合わせくださいませ。執事はご希望を伺い、可能な範囲を明確にしてから支度へ進みます。

IX二人以上で訪れるときは誰に合わせますか

複数名でお越しになる場合も、代表の方だけにすべてを合わせる必要はございません。最大6名さままで、それぞれの紅茶の好みや席の希望を伺い、執事が全体の流れを整えます。会話を楽しむ方と、少し離れて読書をする方が同じ時間にいても差し支えございません。

複数名の過ごし方とは、一つの予定へ全員を揃えることではなく、館の空間を分けながら同じ時間を共有することでございます。正餐の間で話す方、書斎を眺める方、暖炉の間で写真を残す方へ、執事が必要な品を運びます。

代表の方には、人数とおおまかな目的を予約時にお知らせいただきます。初めての方が含まれる場合は、その方にも執事が直接ご案内します。ご友人同士でも、お一人ずつを館の主としてお迎えする姿勢は変わりません。

衣装部屋のシルクハットと白手袋
At a glance

迷いやすい場面では執事がどう応えるのですか

呼び方「執事」、お名前、自然な声かけのいずれでも承ります
銀のベル執事が控えているときに一度。ご用の大小は問いません
紅茶卓上では置かれるまで待ち、手渡しでは執事が動きに合わせます
会話話したい、静かにしたい、どちらの希望もお申し付けいただけます
服装決まりはございません。上着、荷物、傘は執事がお預かりします
写真どの場面でも執事が承り、執事と写る場合は本人の許諾を確かめます
Compare

お一人と複数名では執事の控え方がどう変わりますか

正餐の間。イチイ材のテーブルと椅子、シャンデリア
場面お一人お二人から6名さま
最初の紅茶好みと過ごし方を静かに伺いますお一人ずつ好みを伺い、順に整えます
会話話し相手になるか、控えの間へ下がります全体の会話を妨げず、必要な方へ応じます
空間書斎、暖炉の間など気分で移れます別々の空間で過ごす場合も執事が行き来します
写真端末を預かり、ご希望の場面で撮影します集合とお一人ずつの希望を確かめます
ベル一度鳴らせば執事が参りますどなたが鳴らしても同じように承ります

ご利用は1組貸切で、館を無人でお貸しすることはございません。

First visit

作法に迷わないため当日はどのように進みますか

正餐の間のテーブルと燭台、赤いカーテン

扉で一礼を受ける

ご予約の時刻に執事が扉を開きます。上着、傘、お荷物をそのままお預けくださいませ。

席まで案内を受ける

執事が椅子を引き、最初の紅茶を整えます。ご主人さまは急がずお掛けくださいませ。

希望を一つ伝える

会話、読書、館内を眺めるなど、そのとき望むことを一つお聞かせくださいませ。

必要ならベルを鳴らす

執事が控えの間に下がった後は、銀のベルを一度。お側にいれば視線だけでも承ります。

迷いはその場で尋ねる

カップや椅子、写真のことで迷ったら、動く前でも後でも執事へお尋ねくださいませ。

事前にお願いしたいこと

  • ご予約の時刻と人数を確かめる
  • 苦手なものや希望があれば予約時に知らせる
  • 遅れる場合は分かった時点で連絡する
  • 館で過ごしたいことを一つだけ考えておく
  • 分からないときは執事に尋ねる

執事へお預けいただけること

  • 紅茶や銀器の細かな順序を暗記すること
  • 特別な服装を用意すること
  • 給仕のたびに必ずお礼を言うこと
  • 会話を絶やさないよう気を遣うこと
  • 初回から執事のお名前を覚えること
Q執事を呼び捨てにすると失礼ですか?
A

お名前で呼ぶ場合の呼び方に厳しい決まりはございません。迷われたら「執事」とお呼びくださいませ。ご挨拶の際に執事が名乗りますので、その後は自然な呼び方で結構でございます。

Q銀のベルを鳴らしすぎたら迷惑ですか?
A

ご用があるたびに一度お鳴らしくださいませ。紅茶のおかわりも、膝掛けも、執事にとって大切なご用でございます。執事がお側にいるときは、視線や声でも承ります。

Q紅茶に詳しくなくても大丈夫ですか?
A

はい。銘柄や作法を知っている必要はございません。濃い、軽い、香りを楽しみたいなど、分かる範囲の好みをお聞かせいただければ、執事が一杯を整えます。

Q普段着で行ってもよいですか?
A

はい、服装に決まりはございません。普段のお召し物でも、館に合わせた装いでもお迎えいたします。雨の日の傘や上着、お荷物は入口で執事がお預かりします。

Q一人だと執事と話し続けなければなりませんか?
A

いいえ。静かに読みたい、考えごとをしたいとお申し付けいただければ、執事は控えの間へ下がります。お呼びになるまで、ご主人さまの静かな時間を守ります。

Q写真をSNSへ載せてもよいですか?
A

館内で撮影したご自身のお写真はお楽しみいただけます。執事が写る写真をSNSやウェブサイトへ掲載する際は、撮影時に本人へ掲載の可否をお確かめくださいませ。

執事の心づかいについて

  • 対応できる執事は限られております。ご希望の際は、ご予約時にお申し付けくださいませ
  • 医療行為・治療を目的とした施術ではございません
  • アロマオイルのご使用にあたっては、事前にお肌のご確認をお願いいたします
  • 執事の業務の範疇を超えるご要望、また執事の尊厳を損なうご要望は、丁重にお断り申し上げます

飲食物のお持ち込みについて

  • 飲食物のお持ち込みも可能でございます
Queen's Butler のマーク(G04 筆の環)
Reservation

迷いは扉の内側で、執事にお預けくださいませ。

ご希望の日時、人数、過ごし方をお知らせくださいませ。初めてであることも添えていただければ、執事がゆっくりご案内いたします。