回廊で初めてのお客さまを迎える執事
The Salon — First visit

初めての執事サロン、当日の過ごし方

ご来館から、ご退館まで

Queen's Butler — Definition

初めての執事サロンとは

初めての執事サロンとは、観音扉で執事に迎えられ、一組貸切の館でご自身のための時間を過ごす体験でございます。一般社団法人 全日本執事協会が運営する Queen's Butler では、作法を知ってから来る必要も、特別な装いを整える必要もございません。

I予約前は、日時・人数・気分の三つを決めれば十分です

Queen's Butler の初回予約とは、完成した一日の計画を執事へ提出することではございません。

ビジターの予約は7日前から承ります。紅茶、くつろぎ、シアター、記念撮影などを一つ選んでも、「お任せ」としても結構でございます。男性または女性の執事、年代、バディのご希望がある場合は、フォームへお書き添えくださいませ。執事の稼働状況を確かめてご案内いたします。

飲食物を持ち込む予定があれば、品物の種類と扱い方についての希望もお知らせください。飲食物のお持ち込みも可能でございますが、館から食事は提供いたしません。執事が承れる扱いを事前に確認できるよう、アレルギーに関する情報も予約時に共有してくださいませ。

II服装は普段どおり、持ち物は過ごし方に合わせます

服装とは、館へ入るための資格ではなく、ご主人さまが心地よく過ごすための選択でございます。ドレスコードはございませんので、普段のお召し物でお越しくださいませ。館の雰囲気に合わせた装いを楽しみたい方は、着替えをお持ちいただけます。

手ぶらでも結構でございます。本、手紙、仕事の資料、お菓子や飲み物など、館で過ごしたい時間に必要なものだけお持ちください。執事はお荷物をお預かりし、必要になったときにお手元へお持ちします。深夜のご滞在では、お着替えと洗面用具を目安にしてくださいませ。

館内での履物は、ご来館時の執事の案内に従ってくださいませ。寝台をお使いになる場合も、その場で扱いをご案内いたします。大きなお荷物や、扱いに注意が必要な品がある場合は、置き場所をあらかじめ整えられるよう予約時にお知らせください。

書斎の机に置かれた手紙と筆記具

本や手紙も、過ごし方の一部です

書斎で続きを読みたい本、誰かへ書きたい手紙、静かに整理したい資料があればお持ちくださいませ。

III雨の日も、濡れた上着と傘は執事がお預かりします

雨の日の来館とは、晴れの日と同じ扉から始まり、執事が濡れたものを先に受け取る流れでございます。傘、上着、お荷物を順に預かり、必要なら身支度を整える時間を置いてから館内へご案内いたします。

足元や髪を整えたいときは、洗面と化粧台をご案内します。到着してすぐ紅茶の席へ進む必要はございません。呼吸が落ち着くまで、執事は急かさずに控えます。衣服や持ち物の扱いに希望があれば、受け渡すときに一言お申し付けくださいませ。

お出かけを予定していた場合は、天候を見て館内の時間へ切り替えることもできます。読書、シアター、記念撮影など、その場で整えられる選択肢を執事がお伝えします。予定を変えることも、その日の館での過ごし方でございます。

IV観音扉では、予約時刻に執事の案内をお待ちください

ご来館とは、東京都江東区青海2-7-4の館へ着き、観音扉の前で執事の迎えを受けることから始まります。予約時刻になると執事が扉を開き、一礼して「お待ちしておりました」とお迎えいたします。

早く到着した場合は、館の準備が整うまで扉を開けられないことがございます。大きく時間が前後しそうなときは、分かった時点でメールにてお知らせくださいませ。館は一組貸切で準備するため、前後の時間も執事が灯り、銀器、磁器、席を整えています。

扉が開いたら、作法を考えて立ち止まる必要はございません。執事の案内に沿って一歩お入りください。上着、傘、お荷物を預け、回廊を進みます。甲冑やホールクロックが目に留まったら、足を止めて眺めても結構でございます。

V最初の紅茶の間に、その日の距離を執事が確かめます

Queen's Butler での最初の紅茶とは、飲み物をお持ちするだけでなく、執事がご主人さまの気分と望む距離を静かに確かめる時間でございます。会話を楽しみたいのか、まず一人で落ち着きたいのかを、言葉と手元の動きから読み取ります。

正餐の間では、銀器と磁器を整え、執事がポットから紅茶を注ぎます。カップをどちらの手で受け取るか、いつ口をつけるかを心配する必要はございません。執事が取りやすい向きへ置き、熱さに配慮してお渡しします。

希望を尋ねられたら、具体的な計画ではなくても構いません。「静かに」「話を聞いてほしい」「写真を残したい」といった一言で、執事は次の支度を考えます。決めずに紅茶を飲み続けることも、立派な選択でございます。

銀器と磁器を整えて紅茶を注ぐ執事

カップは受け取りやすい向きへ

執事は取っ手の向きと手元の距離を見て、自然に受け取れる位置へカップを置きます。

VI銀のベルは、一度鳴らせば執事へ届きます

銀のベルとは、執事が控えの間へ下がっているとき、ご用を知らせるための道具でございます。強く何度も鳴らす必要はなく、一度だけ澄んだ音を響かせてくださいませ。執事は音を受け、身なりを整えてから伺います。

紅茶のおかわり、膝掛け、本、灯りの調整、お手洗いの場所など、どのような小さな用でもお呼びください。「呼ぶほどではない」と遠慮する必要はございません。ご主人さまが立って探し回らずに済むよう控えることも、執事のお世話の一部でございます。

執事が側にいるときは、声または視線でお呼びください。会話を遮りたくないときは、目が合うのを待つだけでも構いません。執事は卓上の手元と視線の動きを見ながら、必要以上に先回りせず、頼みやすい距離を保ちます。

紅茶のおかわりも、膝掛け一枚も、銀のベルでお呼びくださいませ。

VIIお一人・お二人・最大6名では、執事の立ち位置が変わります

人数の違いとは、同じ館でも会話の流れと執事が立つ位置が変わることでございます。お一人では静けさを守るため少し遠くへ控え、お二人では会話を遮らず、複数名では全員の手元へ無理なく届く動線を選びます。

お一人なら、書斎で本を読む、暖炉の前で考えを整理する、寝台で休むなど、ご自身の速さで部屋を選べます。執事と話したい時間と、一人でいたい時間を途中で変えても構いません。ベルがあるため、執事が離れても頼みたいときに呼べます。

お二人以上では、席順や紅茶を注ぐ順を執事がその場で整えます。お祝い、友人との会話、記念撮影など目的を共有いただくと、誰か一人だけを待たせない動きにできます。通常のご利用は最大6名、深夜のご滞在は1名限定でございます。

VIII館のどの場面でも、記念のお写真は執事が承ります

Queen's Butler の記念撮影とは、ご主人さまのカメラまたはスマートフォンをお預かりし、館の情景とともにその日の姿を残すお世話でございます。書斎の革椅子、暖炉の前、甲冑の傍らなど、気になる場所をお知らせくださいませ。

写真を撮るために過ごし方を中断する必要はございません。紅茶を受け取る手元、本を読む横顔、扉の前での一礼など、その日の流れの中で残したい瞬間を執事が見つけます。執事が写る場合は、本人の許諾を確認してから撮影してくださいませ。

照明を組み、本格的に撮影したい場合は、スタジオ・レンタルスペースをご案内いたします。執事サロンでは記念の一枚を過ごし方の一部として承り、撮影そのものを主な目的とする場合はスタジオの設備と利用条件をご確認いただけます。

この館のどのシーンでも、記念のお写真を執事が承ります。
正餐の間で記念写真を撮る場面

写真のために時間を止めません

話していた表情や、紅茶へ手を伸ばす瞬間も、その日の記憶として執事が承ります。

IXお支払いと確認事項は、落ち着いて確かめられます

お支払いとは、予約内容として確定した時間、人数、利用区分の料金を確認する手続きでございます。現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応し、執事が金額と方法を確認して承ります。

ご利用内容を変更した場合は、延長や人数に関する扱いを確かめてから手続きを進めます。分からない項目をそのままにせず、何に対する金額かを執事へお尋ねくださいませ。会員の方は、利用した時間と残りの扱いも確認できます。

お取り消しや日程変更には、30日前を基準とするキャンセルポリシーがございます。次回の予約を考えている場合も、その場で即決する必要はございません。ご希望の時期だけお伝えいただき、あらためてフォームからお申し込みくださいませ。

Xご退館の前に荷物を受け取り、扉の外で一礼を受けます

Queen's Butler からのご退館とは、利用時間が終わる少し前に執事の声がけを受け、上着とお荷物を確認し、観音扉から送り出されるまでの流れでございます。急に時間を断ち切らず、読みかけの頁や飲みかけの一杯を整える間を置きます。

執事はお預かりした品を順にお返しし、忘れ物がないか館内を確かめます。雨の日は傘を取りやすい向きに整え、外の天候をお伝えします。東京テレポート駅などへの送迎は、ご予約時に確認した内容に沿ってご案内いたします(ご利用のプランに付随するサービスです)。

観音扉の外へ出た後も、執事は最後に一礼してお見送りします。初めての時間に気づいたこと、次回試したい過ごし方があれば、その場でも後日のフォームでもお聞かせくださいませ。扉が閉じるまでが、その日にお仕えする執事の役目でございます。

お預かりした上着をお返しし、扉の外で一礼するまで、執事がお仕えいたします。
Compare

人数ごとに、どのような過ごし方が合いますか

暖炉の間に下ろした120インチのスクリーンと、ソファで映画を観るご主人さま
人数向いている過ごし方執事が整えること
お一人読書、手紙、くつろぎ、記念撮影静けさを守り、ベルが届く距離へ控える
お二人会話、午後の紅茶、お祝い会話を遮らず、二人の手元へ均等に給仕する
3〜6名集まり、記念の日、シアター席と動線を整え、全員の希望を確かめる
深夜のご滞在夕方から翌朝までの一人の時間1名限定で、鍵を渡さず扉と館を守る
書斎の机と椅子
What to bring

持ち物と服装は、これだけ確認すれば十分です

服装ドレスコードなし。普段のお召し物で結構でございます
基本の持ち物手ぶらでも可。本、手紙、資料など過ごし方に必要なものだけ
飲食物持ち込み可。食事の提供はいたしません
雨の日傘と濡れた上着を執事がお預かりします
深夜のご滞在お着替えと洗面用具を目安にご用意ください
履物ご来館時と寝台をお使いになる前に、執事の案内をご確認ください
The day

当日は五つの流れで進みます

白手袋でティーポットとカップを持つ執事の手元

観音扉で迎えを受ける

予約時刻に執事が扉を開き、一礼してお迎えいたします。

上着と荷物を預ける

傘や大きなお荷物もお預かりし、必要な品だけをお手元へ残します。

回廊から席へ進む

館内を眺めながら、執事がその日の席へご案内します。

最初の紅茶を受け取る

執事が気分を伺い、会話と静けさのどちらを望むか確かめます。

ベルで用を伝える

執事が控えているときは、銀のベルを一度鳴らしてくださいませ。

初めての日に必要なこと

  • 予約時刻と人数を確認すること
  • やりたいこと、または『お任せ』を執事へ伝えること
  • 持ち込み品や配慮してほしいことを事前に共有すること
  • 分からない作法をその場で執事へ尋ねること

ご用意いただかなくてよいこと

  • 特別な装いを新しく用意すること
  • 紅茶やベルの作法を暗記してくること
  • 館での時間を分刻みで決めること
  • 執事へ頼むことを遠慮して一人で探すこと
Q早く着いたら館の中で待てますか?
A

館は一組ごとに準備するため、予約時刻より前は扉を開けられないことがございます。時間が大きく前後しそうな場合は、分かった時点でメールにてお知らせくださいませ。

Qどのような服を着ればよいですか?
A

ドレスコードはございません。普段のお召し物で結構で、館の雰囲気に合わせたい方だけお着替えをお持ちくださいませ。

Q手ぶらでも利用できますか?
A

はい、手ぶらでも結構でございます。本、手紙、資料、飲食物など、館で使いたいものがある場合だけお持ちください。

Qベルを鳴らすのは失礼ではありませんか?
A

失礼ではございません。執事が控えの間にいるときは一度だけ鳴らし、側にいるときは声または視線でお呼びくださいませ。

Q紅茶の作法を知らなくても大丈夫ですか?
A

大丈夫でございます。執事が取っ手の向きと手元の距離を整え、必要なことだけをその場でお伝えいたします。

Q一人でも気まずくなりませんか?
A

一組貸切で、執事は必要なとき以外は控えの間へ下がります。会話を望む時間と一人でいたい時間を、途中で変えていただけます。

ご利用いただける方について

  • 執事サロンは、女性のお客さまのための館でございます
  • 執事は男性・女性ともに在籍しております。ご希望がございましたら、ご予約の際にお申し付けくださいませ

飲食物のお持ち込みについて

  • 飲食物のお持ち込みも可能でございます

深夜のご滞在について

  • 鍵はお渡しいたしません。この館では、扉を守るのも執事の仕事でございます
Queen's Butler のマーク(G04 筆の環)
Reservation

初めての日は、『お任せ』でも結構でございます。

希望日時、人数、その日の気分をお聞かせくださいませ。執事が扉の内側から最初の時間を整えます。