
衣装を借りて撮るときの作法とサイズ
モーニングコートを整え、館の一場面へ
衣装を借りて撮るときの作法とサイズとは
衣装を借りて撮るときの作法とサイズとは、モーニングコート一式をお召しになり、執事と袖、襟、裾の収まりを確かめてから館の場面に立つためのご案内でございます。サイズと種類には限りがあるため、身長、お召し物、靴のサイズを予約前にお知らせくださいませ。
Iモーニングコートは、予約前のサイズ相談から
執事はご予約の前に、身長、普段お召しになる衣服、靴のサイズを伺います。館にある一式から近いものを選び、当日はワードローブで実際の収まりを確かめます。
衣装合わせとは、数字だけで一式を決めるのではなく、肩、襟、袖、胴、裾、靴を順に確かめ、立つ、座る、歩く動きまで見て選ぶことでございます。同じ身長でも体型や普段のお召し物によって収まりは変わります。
サイズと種類には限りがございます。目安の範囲外でも、まずはご相談くださいませ。身長、普段の衣服、靴のサイズを伺い、必要に応じて追加の寸法も確認したうえで、館にある範囲を執事が確かめます。
II一式を、順に重ねて整える
衣装はウイングカラーシャツ、縞のズボン、タイ、ベスト、モーニングコート、靴、白手袋まで一式でご用意いたします。執事が一つずつお渡しし、襟元と前身頃の重なりを確認いたします。
モーニングコートとは、昼の正礼装として受け継がれてきた、前裾が弧を描き、後ろへ長く流れる上着でございます。縞のズボン、ベスト、タイと重ねることで、立ち姿に縦の線が生まれます。館では執事の装いとして、撮影する方にも一式をお貸しいたします。
シャツと縞のズボン、タイとベスト、モーニングコートの順に重ね、コートの前ボタンを一つ留めます。靴を履き、白手袋は最後に。執事がその場で静かにお伝えし、鏡の前でご自身にも全体をご覧いただきます。館のワードローブには、次の装いをご用意しております。
執事の衣装(モーニングコート・燕尾服)、シルクハット、革靴のディスプレイ

一式は、執事が順にご案内。
ご自身でお召しになった後、執事が襟元と前身頃の重なりを確認いたします。
III袖、襟、裾を鏡の前で確かめる
執事は鏡の前で、袖の長さ、襟の収まり、裾の動きを確認いたします。立った姿だけでなく、椅子に腰掛けたときや扉へ手を伸ばしたときも、衣装が無理なく動くかを確かめます。
襟は首元に沿っているか、ベストが上着の間から整って見えるか、シャツの袖口が手元を妨げないか。後ろへ伸びる裾は、椅子へ座る前に執事が位置を直します。白手袋は銀器や扉を扱う手元を際立たせますが、指先が余りすぎないことも確認いたします。
きつさや動きにくさは、その場でお申し付けくださいませ。館にある範囲で別のサイズをお持ちいたします。無理に身体を衣装へ合わせず、呼吸、腕の上げ下げ、歩幅に支障がない状態から撮影を始めます。
IV撮影では、衣装と調度の間に余白を
長い裾や革靴が、椅子の脚や調度に触れないよう、執事が立ち位置を整えます。書斎の革椅子、正餐の間、観音扉、回廊では、それぞれ歩幅と向きを変えて撮影いたします。
衣装撮影とは、服だけを写すのではなく、装いに合う姿勢、手元、背景の線を一枚の中へ整える時間でございます。正餐の間ではシャンデリアと上着の黒、書斎では革張り机と白手袋、観音扉では後ろへ流れる裾が画面の軸になります。
銀器、磁器、甲冑、ホールクロックに触れる場面は、執事の案内をお待ちくださいませ。書斎の黒本革のキャプテンチェアへ座るときは裾を整え、英国・1980年代の革張り机へ手を置くときは白手袋の位置を確かめます。
V館外での撮影は、執事同伴の許可制
館の衣装を着たまま外へ出る場合は、執事が同伴し、事前の許可を得た範囲で承ります。執事服でのポートレートは3時間の館内撮影でございます。館外も希望される場合は、行き先、時間、移動方法、撮影内容を予約時に分けてご相談くださいませ。
館外利用とは、衣装だけを持ち出す貸し方ではなく、執事が同伴し、許可された行き先と時間の中で撮影する使い方でございます。場所ごとの撮影条件は、希望日時と撮影内容を伺ってから確認いたします。
許可のない持ち出しは承れません。屋外では裾、靴、白手袋が館内より汚れやすいため、歩く経路と撮影場所を先に決めます。館へ戻った後は、執事が衣装の状態を確認してからお預かりいたします。
VI男性、女性、それぞれの身長の目安
男性は身長160〜185cm前後、女性は150〜160cm前後、靴は24.0〜27.5cmが目安でございます。体型や衣装の形によって収まりが変わるため、身長だけで確定はいたしません。
数字はご用意の範囲を探すための入口でございます。上着が合ってもズボンや靴の組み合わせが異なる場合があるため、一式として揃うかを執事が確かめ、当日に鏡の前で最終判断をいたします。
女性の執事も同じ執事服をまとっております。装いの整え方や立ち姿は、男性の執事にも女性の執事にもご相談いただけます。髪やお召し物との合わせ方に希望がある場合も、予約時にお書き添えくださいませ。

女性のためのサイズも。
身長と普段のお召し物を伺い、館にある範囲から一式をお選びいたします。
VII返却までが、衣装を借りる時間
撮影が終わりましたら、ワードローブでお着替えくださいませ。執事がコート、ベスト、シャツ、靴を順に受け取り、忘れ物と衣装の状態を確認いたします。
白手袋やタイのような小さな物も一式の一部でございます。執事はお渡しした順序をたどり、点数と状態を確かめます。ご自身の衣服や小物と混ざらないよう、着替えの前に置き場所を分けておくと安心です。
執事服でのポートレートは3時間68,800円(税込)でございます。サイズをご相談のうえ、撮りたい場面とともにお申し込みくださいませ。館外を希望する場合は、利用時間と許可の確認が必要になるため、申込時に分けてお知らせください。
VIII立つ、座る、歩くで裾の扱いを変えます
モーニングコートの所作とは、背筋を固くすることではなく、長い後ろ裾と調度の位置を意識して、動きを小さく整えることでございます。執事は正面から見える襟と前身頃に加え、横と後ろから見た線も確認いたします。
立つ場面では足元を大きく開かず、上着の前から縞のズボンへ続く線を見せます。椅子へ座る前には、執事が後ろ裾を椅子の脚から離します。回廊を歩く場面では、裾が翻りすぎない歩幅から始め、撮影者と速さを合わせます。
白手袋を着けた手は、身体の脇へ自然に下ろすほか、扉へ添える、銀のベルのそばへ置く、シルクハットを持つなど、場面に応じて位置を変えます。調度を扱う動きは、必ず執事の案内を受けてくださいませ。
IX場面は衣装の線が見える背景から選びます
背景選びとは、豪華な物を多く入れることではなく、黒い上着、白いシャツと手袋、縞のズボンが見分けられる場所を選ぶことでございます。執事は衣装の色と調度の距離を見ながら、正面、横、後ろ姿に合う場面をご案内いたします。
ワードローブの姿見では、衣装を整える本人と背後に控える執事を一枚に収められます。フレンチオークの観音扉では、扉を開く白手袋と長い裾を同時に。書斎では羽ペンや革装丁の洋書を添え、静かな職務の場面を作れます。
正餐の間で銀器を使う場合は、Christofleマルリーを執事が扱います。撮影する方が手に取る場面では、持ち方と置く位置をご案内いたします。飾るだけの背景と、実際に手元へ置く調度を分けて考えると、安全に構図を選べます。
X予約時は、サイズと撮りたい姿を伝えます
衣装の予約相談とは、身長と靴の数字だけでなく、どの場面で、どのような立ち姿を残したいかを執事へ伝えることでございます。全身、上半身、白手袋の手元、鏡越しなど、希望する写真を言葉でお知らせいただけます。
身長、普段のお召し物、靴のサイズ、ご希望日時、撮影人数、館内または館外の希望をお書きくださいませ。ご自身で持ち込むシャツや靴、小物がある場合は、館の一式と取り違えないよう事前にお知らせください。
執事は館にある衣装を確認し、当日の合わせ方をご案内いたします。サイズと種類には限りがございますので、候補を一つに決めつけず、鏡の前で最も収まりのよい組み合わせを一緒に確かめます。
衣装サイズの目安

| 区分 | 目安 | 予約前に知らせること |
|---|---|---|
| 男性 | 身長160〜185cm前後 | 身長と普段のお召し物のサイズ |
| 女性 | 身長150〜160cm前後 | 身長と普段のお召し物のサイズ |
| 靴 | 24.0〜27.5cm | 普段の靴のサイズ |
| 目安の範囲外 | ご相談 | 身長、衣服、靴のサイズ |
サイズと種類に限りがございます。上記以外のサイズもご相談くださいませ。

一式の役割と確認する位置
| ウイングカラーシャツ | 襟元がタイと重なり、首まわりに無理がないかを確認いたします。 |
|---|---|
| タイとベスト | 上着の間から見える位置を整え、前身頃の中心を合わせます。 |
| 縞のズボン | 立ち姿の縦線と、着席したときの動きやすさを確かめます。 |
| モーニングコート | 肩、袖、前ボタン、後ろ裾を、正面と横と後ろから確認いたします。 |
| 靴 | 普段のサイズをもとに選び、館内を歩いて無理がないかを確かめます。 |
| 白手袋 | 指先の収まりを見て、扉や銀器を扱う手元を整えます。 |
衣装を整える順序

事前相談
身長、お召し物、靴のサイズをお知らせくださいませ。
シャツと縞のズボン
執事がウイングカラーシャツと縞のズボンをご案内いたします。
タイとベスト
タイを襟元に収め、ベストを重ねます。
モーニングコート
コートをまとい、前ボタンを一つ留めます。
靴と白手袋
靴を履き、白手袋を最後に着けます。
衣装の線が映える三つの場面
衣装貸出に含まれること
- モーニングコート、シャツ、ベスト、縞のズボン、タイ、靴、白手袋の一式
- ワードローブでの着用順のご案内
- 鏡の前での袖、襟、裾、靴の確認
- 館内での立ち位置と調度の扱いのご案内
- 撮影後の返却と衣装状態の確認
事前相談が必要なこと
- ご相談前のサイズや種類の指定
- 衣装だけを館外へ持ち出す利用
- 執事の同伴と許可を得ない館外撮影
- 利用条件を確かめていない場所での撮影
Q女性もモーニングコートを着られますか?
はい。女性は身長150〜160cm前後が目安でございます。女性の執事も在籍し、肩、襟、袖、裾を鏡の前で確かめながら装いを整えます。
Q手ぶらで行けますか?
モーニングコート、シャツ、ベスト、縞のズボン、タイ、靴、白手袋まで一式をご用意いたします。サイズ確認のため、予約前に身長と普段のお召し物、靴のサイズをお知らせくださいませ。
Q自分のシャツや靴を持ち込めますか?
持ち込みたい物がある場合は、ご予約時に内容をお書き添えくださいませ。館の一式と合わせられるかを確認し、当日は置き場所を分けて取り違えを防ぎます。
Q衣装のまま海辺へ出られますか?
館外での撮影は執事同伴の許可制でございます。行き先、時間、移動方法、撮影内容を事前に伺い、場所ごとの条件を確認してからご案内いたします。
Qサイズが目安に当てはまりません。
上記以外のサイズもご相談くださいませ。館にある衣装の組み合わせを確かめ、執事がお返事いたします。
Q撮影中に銀器や甲冑へ触れられますか?
銀器や磁器は執事が出し入れし、扱い方をご案内いたします。甲冑やホールクロックなど、触れずに撮影いただく調度もございますので、立ち位置は執事へお尋ねくださいませ。
衣装について
- サイズと種類に限りがございます。ご予約の前に、身長とお召し物のサイズをお知らせくださいませ
- 上記以外のサイズもご相談くださいませ
執事とのお出かけについて
- 4時間以上のご滞在からご利用いただけます
- 外出中もご滞在時間として計算いたします
- お戻りはご終了の1時間前までにお願いいたします
- 執事がお供する場合は、ご予約時にお申し付けください
- 運転を承れる執事は限られております
- 臨海副都心エリア(台場・青海・有明)を出る場合は、駐車料金等の実費を頂戴いたします
- 深夜帯(23時以降)の外出は承っておりません
スタジオのご利用について
- 館を無人でお貸しすることはいたしません。すべてのご利用に執事が1名在籍し、鍵はお渡しいたしません
- 飲食物のお持ち込みも可能でございます。お食事の提供はいたしません
- アンティークの調度は執事のご案内のもとでお使いくださいませ。甲冑・ホールクロック・磁器・銀器は執事が扱います
- 大きな音、火気のご使用は事前にご相談くださいませ
- 表示の料金は税込でございます







